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2013年10月01日

奥高尾を歩いてきました。2013年9月

奥高尾を歩いてきました。2013年9月

みなさま、こんにちは。
9月29日(日)は、久しぶりに雨でもなく台風でもなく、用事もなく、山を歩いてきました。
荒川三山と赤石岳に行って以来ですから、1か月半ぶりです。
久しぶりで自信がないとき、いつも行くのは、奥高尾です。(*^_^*)

いつも通りの三鷹駅8:05発の中央特快に乗り、高尾駅で京王線に乗り換えて、高尾山口駅へ。
ケーブル清滝駅前には、ケーブルカーを待つ行列。
紅葉シーズンにはまだ間がありますが、少し涼しくなりましたので、高尾山も人が増えてくる季節です。

今回は、琵琶滝コース。9:00。
高尾山口からのコースとしては道が悪いので、いつもは比較的すいているコースなのですが、誰でも考えることは同じなのか、何だかこの日は人が多かったです。

登山口近くで、足早に歩く若いグループに道をゆずりました。
ふむ。
足元はスニーカー。
服は、木綿。
タウンユースのデイパック。
しかも、肩ひもをだらーんと伸ばして担いでいます。
これは、最初だけ速いけど、30分も経たずにバテてしまって、足が進まなくなってしまう子たちかなあ。
バテるといっても、山頂まで2時間もかからない道ですし、危険箇所もないですから、本人たちの納得するペースで歩いたらいいのです。
問題は、私が追いついたとき、私のほうが速いということに、そのときになって気づいてくれるかどうか。
1人で来ている子は、すぐに気づいて道をゆずってくれることが多いのですが、5人くらいになると、リーダー格の先頭の子は、後ろの気配に気づかないです。
一番後ろの子が、山慣れていず、周囲があまり見えていないタイプの子の場合、全くゆずってもらえない可能性があるんです。
琵琶滝コースは、道が細いところが多いので、周囲に配慮できないグループは、ちょっと迷惑だなあ。

などと考えながら登っていたら、前方に30人以上のグループが見えてきました。
ゆっくりゆっくり歩く中高年のグループ。
こういうグルーブの最後尾の方は、後ろへの配慮が完璧なサブリーダーの場合がほとんどです。
すぐに前方に声をかけてくださいました。
「左に寄ってー。1人行くよー」

ありがとうございます。
すみません、ありがとうございます。
礼を言いながら、どんどん追い抜きますが、上り坂でスピードを上げて30人追いぬくのは、かなり体力が必要です。
わあ、やっと全員抜いた。
朝から疲れたー。

と思ったら、前方に、先刻の若いグループ。
予想よりずっと早めにペースが落ちていました。
30人抜きで、消耗が早まったようです。
膝に手を当てて、立ち止まったり。
へろへろです。
(*^_^*)

「すいませーん、いいですかあ?」
少し道が広くなっていたこともあり、朗らかに声をかけて、抜かせていただきました。
うん。
邪魔だな、来るなよ、なんて思うのではなく、声をかけることだな。

琵琶滝コースは、沢沿いの道をずっと歩いていき、途中からは沢の中を跳び石づたいに登ります。
よく整備された飛び石ですので、歩き易く、濡れていても、そんなに滑らないです。
大雨の後以外は水量はほとんどないので、飛び石ではないところも歩けます。
とっとこ歩いて沢と別れ、しばらく行くと、今度は木段。
ずっと続くので、ここが一番大変です。
木段を登りきると、ベンチのある広い場所に出て、その先は、舗装された道を高尾山頂へ。
斜面には、シモバシラの花がたくさん咲いていました。
冬には、シモバシラの氷花も見られるところです。

山頂到着。10:00。
富士山は、てっぺんは雲の中。
でも、横っ腹が見えていました。
さて、山頂の喧騒を後に、奥高尾へ。
城山までの道は、花の種類が豊富なところです。
ツリフネソウは、もう終わりかけ。
上の画像は、ヤマボウシの実。
城山付近は、彼岸花の群落。
その度、立ちどまって撮影。

小仏城山山頂。11:05。
まだ、かき氷もありました。
なめこ汁もおいしそうです。
山の売店も、夏と秋の季節の変わり目です。

そこからは、今日一番の急登の連続で、景信山。12:00。
ここで、昼食休憩を15分。

さらにとっとこ歩いて、陣馬山。2:15。
10分ほど休んで、さて下山です。
奥高尾を歩く場合、高尾からよりも陣馬高原下から歩くことが多いです。
下り基調で楽ですし、帰り道、すぐに駅なので、バス時間を気にしなくてもいいですし。

普段は登るばかりの道を下ると、あれ、こんなに急だったかなあ、と思います。
というより、少し道が荒れてるかなあ。
台風の影響でしょうか。
小さな地滑りが起きたのか、段差が大きい個所がいくつか。
登るより、下るときにそういうことを感じやすいですね。

林道出合。3:10。
のんびり歩いていると、後ろから走ってくる人に追い抜かれました。
トレイルランニングの人かなあ。
そんないでたちです。
また、走ってくる人。
あれ、この人は、普通の登山者だなあ。
もしや。
つられて、私も走ってみました。
見ると、車掌さんが、曲がり角まで出て、下山客がもういないか、確かめてくれていました。
わあー。

飛び乗って、バスは、すぐに出発。3:25。
売店でビールを買って、ベンチでのんびりするのも良かったのですが。
でも、こういうのも、ラッキーでした。
待ってくださったバス運転手さんと乗客のみなさま、ありがとうございました。
(*^_^*)



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    Posted by セギ at 14:19│Comments(0)
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