たまりば

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2013年09月02日

生徒のお喋りについて


夏期講習が終わり、セギ英数教室は、今日から通常授業です。

みなさま、『あまちゃん』、見てますか。
私は、見てません。
だったらなんで訊くのという話なのですが、今日は、そんな話を。

個別指導の弱点の1つは、お喋りな子が講師と無駄話をして、授業が進まない場合があることです。
大手の個別指導塾ですと、うちの子は、あの講師のセンセイのことが気に入っているからと安心していると、実は無駄話を延々できるので気に入っているという、よろしくない状況もたまに発生します。
そういうのは教務がきちっと管理しているというのですが、なかなか目が届かないのが実状です。

私の場合も、お喋りが好きな生徒とは、毎時間が闘いです。
「センセイ、『あまちゃん』、見てる?」
「センセイ、『進撃の巨人』、見てる?」
その度、「見てない」と会話を断ち切るために、実際に見ないのが一番です。

でも、『あまちゃん』の脚本って、宮藤官九郎さんなんですってね。
そして、舞台は「北三陸」で、今週、ついに2011年3月11日を迎えるそうですね。
ああ、そういうところに収束していくドラマだったのか。
・・・・・見ても良かったかもしれません。
(*^_^*)

集団授業で生徒を静かにさせることは、そんなに難しいことではないのですが、個別指導で生徒を静かにさせるのは、案外難しいです。
もちろん話さない子は、必要なこと以外は一切話さないです。
90分間、目いっぱい勉強に集中して、帰っていきます。
成績は、上昇しています。

しかし、集中力がなく、ひっきりなしに喋る子もいます。
とにかく何か喋っていないと間がもたないと誤解しているのかもしれません。
「センセイ、『あまちゃん』、見てる?」
「見てない。はい、宿題の答え合わせをするよー。ノートとテキストを開いて」
「なんで見ないの?」
「・・・・・宿題の答え合わせをするよ。ノートとテキストを開いて」
そこで、ノートとテキストを開きながらも、口も開きます。
「なんで、『あまちゃん』、見ないのー?」
「答え合わせをするよ。はい、答えを読んで」
「なんで、『あまちゃん』、見ないのー?」
「・・・・・答えを読んでください」
ここで、しぶしぶ、答え合わせの作業開始。
答え合わせが終わって。
「ねえ、なんで『あまちゃん』、見ないのー?」
「見てる時間がない。それより、学校は、今、何をやっているの?」
「面白いよ、『あまちゃん』」
「学校は、今、何をやっているんですか」
「見ようよ、『あまちゃん』」
「学校は、今、何をやっているんですか」
「学校なんて、まだ、同じところをやっているよ」
「そうかあ。それなら、今日は少し予習を進めましょう。テキストの〇〇ページを開いて」
「センセイ、テレビ見ないのー?」
「テキストの、〇〇ページを開いて」
「センセイ、なんでテレビ見ないのー?」
「テキストの、〇〇ページを開いて」

毎回、こういう闘いです。
(^_^;)

センセイ、もうそんなふうなら叱ってください、と保護者の方は思われるかもしれませんが、これがなかなか厄介です。
ちょっと叱ったくらいでこのやりとりが治るものではありません。
きちんと話して、善悪を理解させても、きちんと話をするのに10分、効果はその日だけ、といったところでしょう。
悪いのはわかっていて、それでも喋りたいのですから。
がつんと怒鳴れば静かになるでしょうが、表面だけ静かになっても、心の中であれやこれや不満をくすぶらせることになりますので、余計に学習事項が頭に入りにくくなります。
目的は、黙らせることではなく、学習を進めることです。

そうなると、話を広げない、ふくらませない。
それが一番です。

昔、大手の個別指導塾で働いていました頃、『エヴァンゲリオン』が大ブームを迎えていました。
最初の放送があり、続く再放送があり、映画化された頃です。
隣りのブースで、学生バイト講師が、生徒にうっかり、「どんな話なの?」と訊いたのが、運のつきでした。
要約力のある子どもは少ないです。
主な登場人物とストーリーをかいつまんで説明できる子など、ほとんどいません。
でも、好きなことなので、夢中で喋ります。
わかりにくい、くどくどした説明が延々30分以上。
隣りで聞いていて、むしろ講師が気の毒に思えてきました。
生徒に訊いたらダメなんですよ、それは。

子どもは、子どもですから、他人に訊いていることは、本当は自分に訊いてほしいことです。
「『あまちゃん』のどこが面白いの?」
「テレビが好きなの?」
「ドラマが好きなの?」
そういうことを訊いてほしい、そういう会話をしたい、と思っているのでしょう。
絶対に訊かないですよ、そういうことは。
(*^_^*)

90分間そればかりだと、さすがにまずいのですが、学習内容に集中していけば、そういう会話は減っていきます。
要するに、助走が長い。
勉強がつまらないから集中できず、余計な話をしてくる場合、その子にとって勉強が易し過ぎる可能性もあります。
学年が上がれば、そんな無駄話をしている余裕はなくなりますので、長い目で見るしかありません。
入会当初はこんな感じでしたが、今は余計なことは話さなくなり、学習に集中している子もいます。
勉強が大変になってきたのに加えて、私が無駄話を全く好んでいないことに気がついたということかもしれせん。

小学生の場合は、それでもまだ無邪気で、ただ何か喋っていたいだけなのですが、中学生になりますと、無駄話で時間をつぶし、勉強時間を減らしたいと企む子もいます。
とにかく勉強以外の話なら何でもいいので、講師と議論をしたがる子もいれば、講師に悩みや愚痴を言う子もいます。

子どもというのは、勉強せずに済ますためなら、いくらでも頭を使いますね。
(^_^;)

ある程度は話を聞いて、ガス抜きをしながら、何とか学習時間を確保できる方向で努力をしていくしかありません。

そんなわけで、やっぱり。
『あまちゃん』も、『進撃の巨人』も、私は、見ないぞー。



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