たまりば

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2013年03月02日

英語の早期学習


さて、ようやく昨日、確定申告が終わりました。
今年は、2月早々から、体験授業、入会が立て続けにあり、その意味でもバタバタしております。

現在、空いている時間枠は、
土曜日15:00〜16:30
の1コマとなりました。
この1コマで通塾可能な方のお問合せ、お待ちしております。
(*^_^*)

保護者の方からの面談希望の重なる時期でもあり、いろいろとお話をうかがっていると、小学生の保護者の方から、英語の勉強はどうしたら良いかというご相談を2件続けていただきました。
通っている小学校が英語教育に力を入れ、低学年から英語の授業があるような場合は、それはもうやらなければならないのですが、特にそういうことではない場合、英語の早期学習は必要かどうかと問われますと、一概にどうこう言えることではない、と感じます。

2年ほど前にもこのブログで書いたことですが、この時期になると、以前勤めていた集団指導塾では、新中1英語準備講座というのをやっていました。
それは、高3受験生を教えるときよりもかえって気をつかう、かなり難しいものでした。

中学受験の勉強に忙しく、英語は小学校で少しやっただけの子がいます。
中学受験はしなかったけれど、英会話教室に通っていた子がいます。
中学受験はしなかったし、英会話教室にも通っていなかった子がいます。
まるでレベルが違います。

個別指導なら、一人ひとりに合わせればよいので問題ないですが、集団指導の場合、かなり厄介です。
けれど、実際に中学生活が始まれば、問題は薄らいでいきます。
中1の秋頃には、レベルがそろってきます。
結局、勉強の出来る子が、英語も出来る。
そういうところに落ち着いてしまう場合が大半です。

だからこそ、なのですが。
3つのグループのうち、一番厄介なのは誰か。
英会話教室に通っていた子たちなんです。

勉強が上手な子が英会話教室に通っていたのなら、問題ありません。
そのまま、中学のペーパーテストでも高得点を取り、発音がいいので、英語の先生にほめられ、ALTの先生ともちょっと会話が弾んだりします。
ますます英語が好きになります。
中学で英検2級や準1級を取ったりするのは、そういう子ですね。

でも、どこにでも、不器用な子はいます。

英会話教室は楽しい。
英語のあいさつ。英語の歌。英語のゲーム。英語のクイズ。英語のリズム体操。
とても楽しい。
ああいうのが、英語。
楽しいのが、英語。
小学校の英語の時間も楽しかった。
クイズやゲームがいっぱいあった。
ああいうのが英語。
中学の英語は、楽しくない。
これは、英語じゃない。

手を使って書くのが好きではない子は、練習をしない理由を作り上げます。
スペルなんて、どうでもいい。
文法なんて、細かいことは、どうでもいい。
英語は、話せなければ、意味がない。
学校の英語なんて、意味がない。
練習する必要はない。

中1のときは、皆が英検5級を受けるのを余裕で眺めています。
自分は、小学校のときに3級を取っていますから。
周りがすごいね、とほめてくれる。
自分はすごいんだ。
英語が得意なんだ。
学校の英語の成績は「3」だけど、そんなのは関係ない。

中2になって、準2級を受けたら、落ちちゃった。
中1からやっと本格的に英語を勉強し始めた子が合格したのに。
なぜだろう。

中3になって、高校は国際高校か英語で定評のある私立の付属を受けたいと担任に言ったら、考え直せと言われた。
塾の先生に相談したら、すごくレベルの低い高校を勧められた。
なぜだろう。

自分は英語が好きなのに。
英語が得意なのに。

中3の夏や秋になって、親子でこうした相談にくる方がときどきあります。
お母さんは、涙声で言います。
「小学校2年生から英会話教室に通わせたのに」
私には、かける言葉がありません。

そういう子が「英語が好きだ」というのは、本当は、嘘です。
その子は、楽しそうなことが好きなだけで、英語が好きなわけではありません。
本当に英語が好きな子は、無味乾燥な英語の長文を読んでいても楽しい。
全く興味のもてない話題の英語のCDを聴いているだけでもうれしい。
英語に触れているだけで、幸せなんです。
英語が好きだから、細部まで理解したい。
スペルも正確に覚えたい。
文法も知りたい。
英語の細部がいとおしい。

最初は、楽しそうだから、で構いませんが、楽しくなくても、苦しくても、続けていくのが、本当に好きだということですよね。

でも、それを言っても仕方ありません。
「あなたは、本当は英語なんか好きじゃないのよ」
と宣告しても、事態は変わりません。
その子のプライドに見合うだけの英語力をつけてあげること。
解決方法は、それしかありません。
難しいことですが。

でも、不可能ではないんです。
英語なんて、何歳から始めたって、本気になれば出来るようになるんですから。
変なプライドを捨てて、真摯に努力すれば。

小学生の中には、英語が主要科目であることを知らない子がいます。
高校入試科目に英語があることを知りません。
中学で英語のテストがあることさえ知らない子もいました。
英語のテスト?
何をテストするの?
英語って、遊びじゃないの?
小学校の英語は、遊びだよ。
そんな調子でした。
そして、中学英語が遊びではないとわかると、英語が嫌いになっていきます。

中学受験をした子は、それまで英語の勉強をほとんどしていなくても、実はあまり問題がないんです。
「先生、英語って簡単じゃね?」
そんなふうに言います。
「まあねえ。でも、じきに、泣くほど難しくなるよ」
「・・・・泣くほどか」
そう言って、笑っています。

難しいことは、難しいから、面白い。
それを知っている子は、もう、一生大丈夫なんです。



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