たまりば

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2013年02月11日

雲取山に行ってきました。2013年2月


この連休は、雲取山を歩いてきました。
三鷹から国分寺、東村山、所沢、と電車を乗り継いで、所沢からは、特急ちちぶ5号に乗って西武秩父駅まで。
そこから西武秩父駅始発のバスで、三峰口駅経由で三峯神社へ。
座席はたちまち満席で、9:10発車。
三峯神社到着。10:25。

降車バス停はだだっ広い駐車場の中で、トイレはすぐ目の前で便利でしたが、三峯神社は全体的に敷地が広く、どこに何があるのか、よくわかりません。
ガイドブックには、ビジターセンターの横から登り始める、と書いてあるのですが、そのビジターセンターは、どこにあるの?
とりあえず、階段を上がり、「雲取山」という道標を見つけ、舗装された林道を下り気味に歩いていったら、全くトレースのない雪道に出てしまいました。
連休2日目で、そんなわけないだろうと、来た道を戻りました。
古民家らしきものがあり、そこからは雪道で、トレースがあったので、少し入ると、雲取山への道標を発見。
えっ。道標、小っちゃ。

そこから、ようやく登り始めました。10:35。
6年前、やはり2月に雲取山から逆に三峯神社に下りたことはあるのですが、下りるのは、とにかく道なりに下りたら良いけれど、登るのは、登山口を見つけるまでが案外ややこしいことがあります。
無雪期に、三峯神社奥宮のある妙法ヶ岳にも登ったことがあるので、結局、ちゃんと覚えていないのがいけないのですが。
(^_^;)

樹林の中のさくさくの新雪の道。
トレースも広く明瞭でした。
徐々に傾斜がきつくなり、結構疲れるなあと感じながら、霧藻ヶ峰到着。12:25。
ここには休憩所があり、休日のみ営業。売店もあります。
両神山がくっきり見えました。遠目からもギザギザしています。
両神山に半ば隠れているような白い山は、浅間山でしょうか。
休憩所のおじさんが表に出てきて、
「中に入って休んでいいよー」
と声をかけてくださいましたが、よく晴れて寒くもないので、表のベンチで休憩しました。
「ここからは、アイゼンをつけたほうがいいかもしれないね」
おじさんの勧めに従い、アイゼン装着。

そこから、まずは下り。
その後、登山道の雪が消え、春を思わせる土の道になり、あれ?と思うところもありましたが、再び雪が現れ、道は、前白岩山への岩がちな登りになりました。
ここは、やっぱりアイゼン付けてて正解でした。
露出感の強い、崖っぷちの1歩があります。
段差が大きく、うまく前足に体重を移動できないところもあります。
全部が難しいわけではないんですが、部分的に神経を遣うところのある道でした。

何となく怖いなあ、この道は。
心の中でぶつぶつ言いながら歩いていくと、看板が立っていました。
「この先、凍結箇所があります。技術・装備が不十分な人は、ここで引き返してください」
しかし、この先とは、今来た道のことなのか、これから行く道のことなのか。
今来た道も、ちょっと嫌な感じの道でしたが。

しばらく行くと、木の階段が現れました。
これが凍結していると、確かに嫌です。
今回は、凍結はしていませんでした。
崖っぷちの道も多かったです。
ここが凍結していて滑落すると、本当に嫌です。

さらにしばらく行くと、さっきと同じ「技術・装備が不十分な人は」の看板がまたあり、ああ、さっきのところからここまでがそうなのか、と納得しました。

そんなこんなで、雲取山荘到着。3:55。
雲取山は、近いようで遠い山です。
三峯神社からで、雪山コースタイムは6時間。
鴨沢からでも6時間。
でも、このコースタイムでは歩けない場合も多く、5時を過ぎても泊まり客が続々と到着します。
山小屋の人は、慣れているのか、遅くなっても怒らないようです。
前回泊まったときは、6時を過ぎても予約客で来ていない人が何人もいて、食事が予定より30分遅くなりました。
「仕方ないんだよ。雪で歩きにくいから」
と小屋の人が、各部屋を回って説明していました。

雲取山荘に泊まるのは3回目。
いつも2月のこの時期です。
各部屋にコタツがあり、暖かいのが嬉しいです。
2007年2月11日に泊まったときは、1室に1人でのんびりできました。
2008年2月10日に泊まったときは、1人できていた女性と2人部屋になりました。
今回は、1部屋に5人。
冬の雲取山荘がこんなに混雑するとは。
やっぱり雪山は流行ってきているなあ。
夏には10人くらい泊まることになりそうな部屋なので、まだ余裕はあるんですが。

夕食のメニューは変わりません。
ハンバーグ。山菜の小鉢。玉子焼き。レタス。ポテトサラダ。冷奴。玉ねぎとワカメの味噌汁。ご飯のみ、おかわり自由。
2007年のハンバーグは、肉がふわふわして、手作り感があり、美味しかったけれど、2008年は、ハンバーグが固く薄っぺらな昔の給食っぽくなり、それは今年も変わりませんでした。
2008年は、具だくさんの味噌汁が熱々で、雪山では、これだけでご馳走だ、と感じましたが、今回、味噌汁は、食べる頃にはもう冷めていました。
仕方ない。
泊まり客が増えれば、そうなります。
あの立地で、あの食事は、有難いです。

夕食後、歯磨き粉を使わない歯磨きをしに外に出ると、大きなかまくらの中に灯がともっていました。
空は、満天の星。
見える星が多過ぎて、星座がわかりません。
東京都最高峰、雲取山。
空気が澄んでいます。

さて翌朝。2月11日。
朝食は5時半から。
味噌汁。焼き鮭。生卵。味付け海苔。
梅干しとふりかけは、好きなだけ。
山小屋の朝食に生卵がついていると、テンションが上がります。
客が座ってから味噌汁をよそってくれるので、朝の味噌汁は熱々でした。
(*^_^*)

6時10分、小屋前でアイゼン装着。
足元の雪は、半分凍って、ガリガリと音を立てています。
小屋は東を向いていて、遠くの山際が赤く燃えています。
「何あれー?」
2階の窓を開けた若い女の子が叫ぶのが聞こえました。
こんな朝焼けを、初めて見たのかもしれません。
一緒に来たのか、表に出ていた二十代と思われる男の子が、その子に向かって、
「ネックウォーマーとビーニーで、顔をギンギンに防寒して、下りておいで」
と叫び返していました。
爽やかである。
朝からちょっと良いものを見た、と感じて、出発。
あたりはだんだん明るくなってきたので、ヘッドランプはつけず、歩きだしました。

樹林の間を登りきると、雲取山山頂。
不思議と風がなく、ちょうど登ってきたご来光を仰ぐことができました。
振り返れば、朝陽を浴びた富士山。
上の画像がそれです。

さて、下山。
下山は、鴨沢コースをとりました。
山頂から小雲取山の下りまで、かなり急な下りが三か所ある、と記憶していたのですが、今回は、あまり急な印象がありませんでした。
トレースが直線的でなく、夏道そのままのS字カーブがそのままトレースになっていたからだと思います。
小雲取山を通らないまき道のトレースもありました。
全体に積雪が少な目だから、そうなるのでしょう。
水曜日の雪も思ったほどではなかったですし。
積雪が少ないと、むしろ、凍結箇所が多いので、アイゼンが外せませんでした。
例年これから積雪が増え、3月が一番積雪量が多くなると聞きます。

下っても、雲取山は長い。
鴨沢バス停を通るバスは、9時台、10時台、11時台は、1本ずつあるのですが、11:22の次は、14時過ぎになってしまいます。
正直な話、11時台までのバスに間に合うのは、結構大変です。
のんびりしていると、12時を過ぎてしまいます。
前回、それで2時間半、バスを待たねばなりませんでした。
近くにお店でもあると良いのですが、そういうものはなく、ずっと外のバス停で待っていると、身体が芯から冷えてきます。
雪山より、バス停が一番寒い。
なので、今回は、急ぎました。
ザクザク歩いて、林道に出たのが、10時。
そこから、鴨沢への近道が凍結していない様子なので、近道をとり、バス停到着10:20。
鴨沢のバス停の隣りは、立派な建物のトイレで、表にホースのついた水道もあり、泥のついたアイゼンやストックや登山靴を洗えて、助かりました。
荷物の片付けが済み、全く食べなかった行動食のパンを食べながら、携帯をオンにすると、即座にメール受信。

前夜に発信されたメールでした。
うちの塾に通う、高校生からでした。
「0°≦θ<180°で、サインが6分の5のとき、コサインとタンジェントは、+ですか-ですか」
おっとっと。
次の授業で、また座標平面と単位円について解説しよう。
そうこうするうちに、10:53のバスがやってきました。



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