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2012年12月16日

百蔵山・扇山を歩きました。2012年12月。


12月16日、暖かい日曜日、中央線沿線の低山、百蔵山(ももくらやま)と扇山(おうぎやま)を歩いてきました。
猿橋駅着、8:53。
土日運行のバスに乗ろうと北口の小さなバス停の前に立ち、「ハイキングバス4月〜11月運行」の掲示にがく然。
わあ、バスは来ないのかあ。
それでは、車道歩きが1時間くらいになるのかなあ、とのろのろと支度をしていると、富士急バスが到着。
ええっ?と思いながら、運転者さんに尋ねると、百蔵山登山口に行くとのことで、慌てて乗り込みました。9:00。
シーズン中なら、もっと登山口近くまで行ってくれるハイキングバスが出るということなのかな。
でも、今回降り立った「百蔵山登山口」バス停も、十分に登山口に近かったです。
そんなわけで、「百蔵山登山口」バス停下車。9:05。
前回は、8年前の4月にこの山を歩きました。
そのときも、バスを使ったのですが、細部の記憶がほとんどありません。

バス停は、三叉路を少し過ぎたところにあり、少し戻る形で、三叉路を左へ。
バス停から、「百蔵山」の道標は見えていましたので、特に問題ありません。
登り坂の舗装道路をしばらく行くと、また分岐。
道標があり、左は「百蔵山」。右は「百蔵山・扇山」。

百蔵山に来るのは、3度目です。
最初に来たときは、右の道を選びました。
そこから登る百蔵山は、ロープにすがって登る急坂でした。
もう10年以上前の話で、今は、整備されているかもしれませんが、落ち葉の積もっているこの時期、あまり好ましい道ではないので、左を選びました。

舗装道路が尽き、神社。
そこから登山道です。
「私有地につき立ち入り禁止」の看板があちこちに立っているのですが、道の両脇が私有地で、そこには入るな、という意味のようです。
しばらく行くと、右は、晴れやかな印象の木段。
左は、薄暗い下り道。
もう一度地図を見直して、左の薄暗い下り道を進みました。
晴れやかな木段を登っても、またすぐ下りてきて合流することをその先で確認。

沢沿いの薄暗く細い道が少し続きます。
本当に道幅の狭いところは、ロープが横に張ってありますし、距離も長くはありません。
その先は、道幅も広く、傾斜もほど良い登山道がずっと続いていました。
気持ちよく歩いて、稜線鞍部。9:50。
いきなり、富士山がどかんと見えます。
昨夜雨が降ったからか、山から見下ろすと、市街地は、霧の中に沈んで見えました。

晴れやかな稜線を歩いて、百蔵山山頂へ。10:15。
広い山頂から見える、見事な富士山。
雲1つない、穏やかな富士山でした。

さて、そこからは下りです。
落ち葉の積もった急な下りは滑り易く、下りが苦手な人は、トレッキングポール必携の箇所。
私は、今回も、トレッキングポールは持参せず。
持ってくれば良かったと書くわりに、いつも持ってこない。
(*^_^*)
雪山歩きでは必ず持ちますが、いつも頼っていると、バランスを保つ力が衰えます。
なので、無雪期の山では、持たないことが多いです。

多少時間がかかっても、そろそろ歩けば、いつかは終わる下り坂。
その先、道は緩やかな樹林帯。
少しヤセ尾根気味のところもありましたが、大半はのどかな道でした。

静かだけれど、誰もいないわけではない。
ときどき、誰かを追い越す。
ときどき、誰かとすれ違う。
何度来ても、良い山です。
休んでいるご夫婦に会釈して通り過ぎようとしたら、
「いやあ、カミさんに、遅い遅いって文句言われちゃってね」
と気さくに話しかけられたりもしました。

道がだんだん急な登りになり、遠くの高い山々が目の高さに見えてくるようになります。
その山を振り返り振り返り、眺めるふりをして少し休みながら、大久保山到着。12:00。
麓の街から、正午を知らせるチャイムが聞こえてきました。

そこからは、道も緩やかになり、広い稜線歩きを楽しんで、扇山到着。12:10。
ここも、広い山頂です。
ちょうどお昼どきなので、登山者がたくさんいました。
ベンチが1つ空いていたので、そこに座って、富士山を眺めながら、おにぎりを食べました。
今日は本当に暖かい。
今日の富士山なら、7合5勺で雪訓をする予定の人たちも、山頂に行ったろうなあ。

忘年山行なのでしょう、少しお酒を飲んでいる様子のにぎやかなグループが歌を歌い出しました。
でも、山頂が広いので、それもわずらわしい感じがありません。
ああ、そんなシーズンなんだなあ。

別のグループは、地図を広げて山座同定に熱心でした。
「だから、富士山とこの山とを一直線上にとらえて、そこにコンパスをあてて」
とレクチャーしている人。
「山を見ても、名前がわからなかったら、つまらないだろう?」
そうかもしれない。

おじさんたちのパワーに押されてか、若いグループは、小さくまとまって、静かに食事をしていました。
(*^_^*)

12:35。出発。
来た道を少し戻り、大久保のコルから下山。
多少石がごろごろしているところもありますが、基本的には歩きやすい登山道でした。
麓に下りていくにつれ、道が分かれてしまうことが多く、こちらから逆に登るのは、少し悩むところがあるかもしれません。
「安全」がどうのこうのと書いてある白い横断幕が張られてある道は、使ってほしくない道のようです。
落ち葉がつもり、最近人が歩いた気配のない急坂の道でした。
そこを避けて登れば、とりあえず、どの道でも、途中から1本になり、「山の神」より上は悩むところはないと思います。

梨ノ木平。午後1:25。
ここからは、舗装道路。
ゴルフ場の周りを歩いていけば、もう自然に鳥沢駅、と油断して歩いていたら、気がついたら、人工的な公園に入り込んでしまっていました。
「里山経験コース」だの「散策路」だの「棚田」だの、いろいろ整備されている広大で人工的な公園です。
でも、こんなに天気の良い日曜日なのに、人の気配がほとんどありません。
駐車場もがら空き。
こんな公園を、なんで造るのかなあ。
三鷹の児童公園だって、整備されている公園よりも、昭和の頃の空地や原っぱを連想させる公園のほうが、子どもが集まって遊んでいます。

公園内の道標や地図は完備されているのですが、出口を示す道標がなく、地図にも出口の表示がありません。
人工的な公園、おそるべし。
戻ることも考えたのですが、かなりの急坂なので、もう登り返す気になれません。

とにかく、下へ向かおう。
下へ向かえば、何とかなる。
考えたら、道迷い遭難している人と同じ思考回路になっていました。
迷ったら戻るのが鉄則である。
まあ、人工的な公園ですから、滝に行き詰まり滑落、といった最悪の事態にはならず、かなり遠回りした感じはあるものの、出口を見つけて公園から出ることができました。
それにしても、持っている地図が古いことは、最近致命的です。
高尾と奥多摩の登山地図くらいは、買い替えたほうがいいですね。
登山道は、10年くらいじゃ変わらないことが多いのですが、麓の人工的な変化に、古い地図は対応できません。
でも、麓なら、迷っても、結局大したことにはならないので、まあいいか、と思ってしまい、ついつい後回しにしてしまいます。
高速を通りぬけるトンネルを探して、高速と並行してかなり歩きましたが、無事に鳥沢駅へ。午後2:35。

ホームに出るとすぐ、大月発の中央特快東京行きが来ました。
道に迷ってロスした時間を軽くカバーする、三鷹まで最速の電車でした。
(*^_^*)



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