たまりば

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2012年05月09日

どうやったら単語を覚えられるのか


本日は、英語の話。

初見の英文を読んでいくために、受験生には、パラグラフ・リーディングを教えます。
パラグラフ・リーディングとは、要するに、段落読み。
1つの段落には、1つの内容しか書いていない。
それを利用する読み方です。
これならば、文法的にわからない部分があっても、知らない単語があっても、読み通していけます。
これは、英語でも、国語でも使えます。

しかし、それを教わることでグンと伸びるのは、やはり、最低限の基礎は身についている子に限られてきます。
いくらなんでも、この程度の単語力はほしい。
いくらなんでも、この程度の文法力はほしい。
そういう最低ラインがあります。
でも、現実問題としては、その最低ラインをクリアできない子が多いです。

特に単語力は深刻。
中学レベルの単語まではかろうじて覚えられた子も、高校で湯水のように出てくる新出単語に、ほとんどの場合、ギブアップしてしまいます。
定期テストの範囲の単語だけは何とか覚える。
テストが終われば忘れる。
結局、知っている単語の合計に変化がない。
そのまま、高3までいってしまう子が多いです。

どうやったら単語を覚えられるのか。
1つには才能があって、語学の才能の第一は、単語を覚えられる才能だと思います。
単語を覚えるのが得意な人は、1度2度見たら、覚えられるらしいので、才能とは恐ろしい。
そういう人が、「どうしたら英語ができるようになるか」といった本で、「とにかく単語を覚えてしまえば何とかなる」という、ほとんど暴言に近い発言をするようになるのかもしれません。
大半の人が、そのレベルで苦しんでいるのですが。

そういう才能は自分にはないと感じた場合。
当たり前の話ですが、音声を伴わない英語学習は、いつか壁に突き当たります。
進学塾で音声学習に時間を割くことはできません。
それは、自宅で、自分でやるべきこと。
音声教材のついている単語集で単語を覚えるのが最善です。
そのほうが覚えやすいですから。
単語集とは別の音声教材、例えばラジオ講座なども併用すると、さらに効果的です。
しかし、難点が1つ。
つまらない。
よほど強い意志がないと、英語の音声教材を聴き続けることはできません。
つまらないですから。
教材を作っている人は、精一杯工夫して、面白くしようと努力しています。
それでも、やっぱりつまらない。
勉強ですから、面白いといっても、限界があります。
勉強を面白いと思える感覚がなかったら、どんな英語教材も、結局、つまらない。
自然と、聴かなくなります。

それでも、続けられるのは、単語力をつけたいという意志が強い場合のみ。
継続への強い意志。
聴いて、書いて、自分でテストして。
毎日毎日、その繰り返しです。

1つのデータでは、英検1級合格者の4割は、NHKのラジオ講座で勉強した人たちだそうです。
夢のような勉強方法がどこかにあるわけではない。
実は誰でも知っている方法が最善で、ただ続かないだけなんです。




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