たまりば

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2012年03月17日

塾選びの季節



春休みが近づきました。
塾選びの季節です。

たとえば、中学生なら、どんな塾がいいか。
国公立・私立中学に合格し、高校受験はしない場合、個別指導がお薦めです。
集団指導塾の国公立・私立内部進学コースですと、複数の学校をまとめて1クラスにして指導している場合があります。
学校の進度には、必ずしも合っていません。
中高一貫校の標準進度で授業を進めていることが多いです。
しかし、国公立・私立の英語の授業は、本当に多種多様です。

文科省認定の「ニュークラウン」「サンシャイン」などの教科書を使うけれど、文法演習のレベルが高い学校があります。
高校からの入学生を受け入れている私立の学校には、このタイプが多く、学習内容は、単元としては普通の公立中学と同じ進度です。
ただし、内容は、発展的なものを含みます。
私立高校受験レベルの勉強を学校でやると思えば良いでしょうか。
高度なテキストで理解を深め、練習する必要があります。

「プログレス」「トレジャー」などの、文科省認定ではない教科書を使う学校もあります。
教科書準拠ワークなどは市販されていないため、1人では勉強するのが難しいです。
「プログレス」「トレジャー」の指導経験のあるプロ講師に教わり、適切な教材も用意してもらうのが安心です。

教科書を使わず、先生のプリントだけで授業を進める学校もあります。
そういうとき、多くの場合、何を学んでいるのか生徒に伝わっていません。
生徒は、文法体系を理解していないからです。
「何か、先生が勝手にプリントを作っていて、よくわからない」
たいてい、こういう言い方をします。
これも、1人では、演習不足になりがちです。
プリントを見て、学校の先生の意図やプリントの原典を読み取ることができ、同じ範囲の演習課題をどんどん与えることができるプロ講師がついていると安心です。

意外に怖いのが、帰国子女を多く受け入れている私立中学。
英語は、むろん学力別クラス編成ですが、上位クラスの英語の授業は、英語の日常会話に不自由はない生徒が半分以上いて、ふざけ散らしていて、訳がわからないということがあります。
学力が高いがゆえに、帰国子女ではないのに上位クラスに入ってしまうと、大混乱が起こります。
早く帰国子女に学習意欲を起こさせないといけないからでしょう、授業は、中1中2の文法など、あっという間に終わらせて、中1で現在完了に入ったりします。
誰か大人が支えないと、基礎から崩れていきます。

授業では扱わないけれど、NHK「基礎英語」がテスト範囲に加わる学校も多いです。
ほおっておくと、中学生はラジオの英語講座なんか聞きません。
毎月のテキストも買い忘れます。
聞いても、聞き流しているだけで、何を勉強していいのか、わからない子も多いです。
テストの度、「基礎英語」の分だけ、がっつり失点します。
集団指導で、このいちいちの面倒を見るのは、無理があります。

国公立・私立中学の英語は、個別指導がお薦めです。

一方。
高校受験をするのであれば、学校の進度にこだわらない塾のほうが良いと思います。
定期テスト前には、テスト対策もしますが、基本は、先取り学習。
目標は、学校の予習復習ではなく、高校受験です。
しかし、先に進み過ぎるだけでは、何も身についていないことが多いので、常に定着をチェック。
早く学んだこと、そして速く学んだことは、さっさと忘れてしまうのも人間。
先取りと復習を組み合わせ、本物の学力を構築する。
そうした集団指導塾のほうが、秀才には、向いています。

その場合、学力によってクラスを分けるタイプの塾のほうが、競争力が増します。
1学年で1つのクラスでは、学力差がどうしても出てしまいます。
理解の遅い生徒のほうに講師は時間も手間暇もかけます。
高度な学習もできなくなります。
学力は、できるだけ均質であるほうが良いのです。
最低でも、2クラス。
できれば、3クラス以上ある集団指導塾がいいです。
この場合、あからさまに学力別クラス編成であることが、絶対に必要です。
勝ち抜いて上のクラスにいることは、プライドにつながり、ますます学習意欲が増します。

ただ、そうした塾で、一番下のクラスに入ってしまったら。
クラスの雰囲気がどんよりしているのは、否定できません。
学習意欲が低く、宿題をやってこない子が多いので、やらないのが当たり前になっていきます。
意欲は、伝染します。
そこで、自分だけ意欲をもつと、浮いてしまいますし。
浮いてしまうことは、中学生にとって、最も恐ろしいことの1つ。
身を守るために、本人も、どんよりしていきます。
勉強したくても、成績を上げたくても、授業のレベルが低いので、教わる内容にも、限界があります。
負けたまま終わるのが嫌だからと、無理をしてそのまま塾にとどまる意地っぱりな子もいますが、一度落ちたら、その同じ塾で上がっていくことは、非常に難しいです。
塾を変え、学習環境を変えて、巻き返しましょう。

そのとき、本当にやる気があるなら、個別指導をおすすめします。



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