たまりば

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2011年07月12日

後ろが重い



10年くらい前からでしょうか。
公立中学生が持ってきてくれる定期テストの得点分布図に、「フタコブラクダ」の傾向が表れ始めました。
80点台を取る子が多く、そこに1つのピーク。
30点台を取る子も多く、そこにも1つのピーク。
学年平均点は57点、と言われても、現実にそんな点を取っている子は、ほとんどいないのです。
普通の子がいない。
勉強ができる子と、できない子しかいない。

それは、本来、普通の能力を発揮できる子が、学力不振に陥っているということを意味していました。

少人数制授業など、さまざまな取り組みがなされ、近年の得点分布図は、そこまで露骨なフタコブラクダであることは少なくなりました。
けれど、依然として下が重い。
50点台から20点台まで、同じくらいの人数が分布して、きれいなピラミッドには、なっていません。

繰り返しますが、それは、本来、普通の能力を発揮できる子が、学力不振に陥っているということを意味します。
多くの子が、本人の持っている本来の能力と、現実の得点にギャップがあります。
「やればできるのに」という状態です。

でも、「あなたは、やればできるのよ」と何度言いきかせても、おそらく、本人は、聞き流すだけです。
そういう言葉を信じないから、今があるのだと思います。

ちょっと頑張ってみたんだけど、やっぱりできなかった経験。
彼らが努力できずにいる原因の1つは、そういう本人の経験なのかもしれません。
大人の目から見たら、努力のうちにも入っていないようなことでも、努力をした経験がほとんどない子にとっては、必死の努力が無駄になった記憶として残っています。

テストの前の晩に、1時間勉強したのに、点数が悪かった。

大人から見たら、「当たり前だろ、1時間くらい、勉強したうちに入るか」と思うことでも、本人は、ひどく傷ついて、もう勉強しない、どうせやっても無駄だ、と思い込んでいたりします。

努力した経験が乏しく、メンタルが弱い。
そういう子に、「勉強しなさい」「努力しなさい」と言うだけでは、何も事態は変わりません。

学習環境を変えましょう。

このままではまずいと、どんな子でも、心の底では思っています。

セギ英数教室は、夏期講習受講生を募集しています。

画像は、山梨県三つ峠山、八十八大師。






































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