たまりば

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2011年06月13日

テストの点を覚えていない


進学塾というところは、生徒の成績が、現在どのようで、それがどのように推移しているか把握していなければ、指導できませんから、中学生・高校生には、定期テストの度に点数を、そして学期末ごとに、成績表の数字を報告してもらいます。

データの正確さでは、やはり保護者に電話でうかがうのが一番で、電話口では、「今ちょっとわからないですけど」とおっしゃる方も、お子さんに成績データを持たせてくださいます。
何の用件であっても、保護者の方と良く接触し、お話をうかがうことは大切なので、良い方法です。
大手進学塾の教務ですと、1日に〇〇件の保護者と電話連絡をとる、というのがノルマになっていたり、それを業務日報に記録しなくてはならなかったりします。

ただ、生徒に用紙を渡して成績を記入してもらう形式も、そこから見えてくることがあります。
正確に記録できる子とできない子がはっきりわかれる。
「忘れた」と言って、書かない子がいるんです。

返ってきたばかりの定期テストの点数を忘れた?face08

「大体でもいいよ。42点か43点か思い出せないというのなら、45点にしておいていいんだよ」
あえて低めの点数を例に出して安心させようとしても、手が動きません。
「70点台だったか、それとも40点台だったか、くらいは、覚えているよね?」
「覚えてない」

悪い点を書きたくなくて、忘れたふりをしている場合もあります。

忘れたふりをするのも、問題はあるのですが、それは、こちらから家に電話すれば済む話ですし、悪い点数を報告すると塾に怒られる、恥ずかしい、と本人が思い込んでいる図式を崩し、一緒にその点数を何とかしていくんだという方向にもっていくのは塾の責任です。

でも、本当に問題を感じるのは、その子が、事実、忘れてしまっている場合です。

さほど努力もしなかったテストの結果など、記憶には残らないのか。
嫌なこと、覚えていたくないことを、記憶から消去し、リセットしてしまう心のあり方なのか。

いずれにしろ、自分の点数を覚えていない子の成績は、上がりにくいです。
まず、自分の点数を記憶させるところから、始めなくてはいけません。


写真は、先週、那須三本槍岳の山頂から風景。
































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