たまりば

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2018年06月10日

1学期中間テストの結果が出ました。2018年。


2018年1学期中間テストの結果集計出ました。

数学 90点台 1人  70点台 2人  60点台 3人  50点台 1人
英語 90点台1人              60点台 1人

高めに安定している子と、急成長している子と。
今回も頼もしい結果となりました。

国公立・私立に通う高校生に多いのですが、過去、なかなか成績が上昇しなかった子の主な要因は、本人が学校の教材に拘泥していたことでした。
塾の学習も全て学校の教材で勉強したがるのです。
学校に進度を合わせて他の教材で演習するのではなく、学校の問題集や学校のプリントだけをやりたがるのでした。

数学の場合、国公立・私立の学校の教材はボリュームがあるのは事実です。
学校は毎日の家庭学習が十分にできるような分量の教材を用意しています。
それをテスト前までため込むので、消化しきれない子がいます。
数学が苦手な子に対しては、塾の授業は塾用テキストで解説・演習し、塾から出す宿題は学校の問題集からにして、テスト1週間前までに最低1回は学校の問題集が終わるようにスケジュールを組みます。
しかし、その宿題を解いてこない子がいました。
「解こうと思ったけれど、わからなかった」というのです。
それを次の授業中に解かなければならなくなります。
次の授業で演習できるはずだった内容は後回しになります。
スケジュールが遅れていき、やがて、塾の授業も学校の問題集を解いていくだけになってしまうことがありました。

本人は、「わからないから、塾で教わろう。塾で解こう」と軽く考えているのでしょうが、高校数学の問題集は、塾の授業90分をまるまる使っても問題集の2ページ分ほどしか消化できません。
週1回の塾だけで学校の課題を終わらせるのは無理なのですが、「塾でやればいいから」と言い訳して、現実から目を逸らしてしまう子がいます。
本当にわからないのなら仕方ありませんが、1問わからない問題があると、そこでやめてしまい、その先は解いてこないのです。
ページが変われば、また基本問題もあるのに、解いてこないのです。

テスト範囲の問題集は何ページあるのか?
塾の授業はテストまで何回あるのか?
そういうことを考えれば、塾だけで学校の問題集を終えることなどできないと気づくはずなのですが、そこから目を逸らします。
とにかく、塾で学校の問題集を解くことができるんだから。
そうした希望的観測で、家で数学の勉強をする時間がむしろどんどん減っていく子も過去にはいました。
定期テスト1週間前になっても、学校の問題集が10ページ以上も残っています。
それを解答解説を見ながら1回解くことが、数学のテスト勉強の全てになっていました。
当然、演習量が足りず、数学の成績は前の成績をキープするだけでも至難の業でした。


英語の場合も同様で、とにかく学校の教材の種類と量が多いのが国公立・私立の傾向です。
薄い冊子状のテキストを含め、1科目で5~6冊あります。
学校の英語の予習だけでも大変なので、他のことはやりたくない。
学校の英語の予習を手伝ってほしい。
学校の教科書や問題集の答えを教えてほしい。
学校の英語の授業に関係のあることだけをやりたい。
他のことはやりたくない。
そういう要望につきあっていると、英語学習の中身がどんどん痩せていきます。
定期テストに初見の長文からの出題があると、それは解けなくなっていきます。
学校の問題集の答えを覚えるだけの勉強になり、問題の形式が少し変わると、もう対応できなくなっています。
もっと間口の広い英語学習をしよう。
定期テスト直前には学校の進度に合わせてテスト対策をするけれど、それ以外の時間はもっと間口を広くとり、英語力を根本的に鍛えていこうよ。
そう話すと理解した顔はするのですが、実際にはコミュニケーション英語の教科書本文の予習をしたい。
薄い冊子のリーディング問題を全訳してほしい。
英語表現の教科書の問題を予習したい。
文法・語法の問題集を一緒に解いてほしい。
というより、答えを教えてほしい。
そういう痩せた勉強を望むようになっていきます。
単語暗記の宿題を出しても、やってきません。
長文読解の宿題を出しても、本気で解いてきません。
本気でやらないから実力がつかず、じわじわと英語力が落ちていきます。
学校の定期テストの成績は何とかキープしていたのですが、校外実力テストや模試で英語の偏差値がガクンと下がると、そのショックで塾を辞めたいと言い出します。
そんなことも過去にはありました。

現在、授業は上手く回転し、それがテストの得点上昇につながっています。
学力を鍛えるためには、学校の教材を私が代わりに解いてあげる授業ではダメなのです。
それは当たり前のことなのですが、個別指導や家庭教師をそういうことができる場所ととらえている子は多いです。
学校とは別の教材で勉強しなければならないのなら、負担が増えるだけ。
そう思うのでしょう。
違うんだけどなあ。
今、何ができ何ができないかを常に把握している講師の個人指導を受ける圧倒的な強みは、学校の教材で授業してくれるかどうかの次元の話ではないのです。
むしろ、そんなところに拘泥している学習姿勢だから、成績が上がらないのだと思うのです。
学習の本質をつかめば、学校の教科書も問題集も今までよりも効率的に自力で学習していけるようになります。
自力で解けるのならば、家庭学習もあまり負担に感じなくなり、勉強がそれまでほどには苦でなくなります。

学習に対して視野が狭くなっていると、いずれ必ずその結果が表れてきます。

学校から配布された問題集を自力で解ける実力を鍛えること。
学校から配布された問題集をテストまでに二巡する学習習慣を身につけること。
テストにどんな問題が出るか、重要なところはどこか、自分で判断できる学力を鍛えること。
そこに向かってさらに精進してまいります。

  


  • Posted by セギ at 12:09Comments(0)講師日記