たまりば

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2017年12月18日

北高尾山稜を歩きました。2017年12月。


2017年12月17日(日)、1年ぶりに北高尾山稜を歩いてきました。
7:48三鷹発の中央特快に乗って、終点高尾駅下車。
北口改札から直進し、まずは大通りを左折します。8:25。
歩いていくのは、小仏行きのバスと同じコースです。
高架下をくぐり、最初の交差点を右折。
目印の赤い看板のコンビニ・ポプラがなくなってしまったので、ここだったかなあと少し不安になりましたが、少し歩いていくとバス停が見えてきて安心しました。
駒木野の病院の前を通り過ぎ、メゾン・ド・プラムが左側に見えてきたところで右折。
線路にかかる橋を渡って、道はそのまま農道に入ります。
神社の前を道なりに左へ。
その先、道は二股に別れます。
踏み跡は同じくらい明瞭です。
左の暗い道へ。
道はいったんぐっと高速道路の足元に迫り、そこから急カーブ。
さらにもう一度カーブを描いて、高速道路の下をくぐると、登山口です。
「八王子城址」という道しるべがついている細い尾根が登山口です。
この登山口が本日のコースで一番険しく、岩がちです。
登りきるといったん平らになりますが、そこから先も崖っぷちの細い道がしばらく続きます。
落ち葉が多く滑りそうで、こわごわ歩き、ようやく地蔵のあるピーク。9:20。
ここからは、道は少し良くなってきますが、小ピークが続き、登ったり降りたりの繰り返しです。
広葉樹の葉が落ち、左側の高尾主脈がよく見えます。
ときどき、富士山の白い頭も見えていました。
富士見台。10:30。
富士山は左手に雲をまとっていました。
八王子城址からの道とここで合流し、道はさらに良くなります。
いったん大きく下り、そこから登り返し。
急登と平らな道が繰り返され、徐々に高度を上げていきます。
日差しのよく照るところでは、稀に紅葉が残っていますが、大半はもう冬枯れの道。
登山道に降り積もる落ち葉をサクサクと踏みしめて歩いていきます。
いつ来ても人の少ない登山道です。
自分のペースで、歩き応えのある道を沢山歩けるコースです。

右手、北側の足元に林道が見えてきて、いったん合流。11:15。
すぐにまた林道と別れ、尾根を登っていきます。
ピークを1つ越えて、その先が黒ドッケのピーク。12:00。
夕焼小焼に降りていける分岐です。
道しるべの通りに左側の下り道を選んで降りていきました。
そこからはまた急な登りと平らな道の繰り返しです。
岩がちな道を登りながら、この先、岩がちな下りがあるんだろうな、嫌だなあと思いますが、岩がちな上部は平らな陽だまりでした。
道幅も広くなり、落ち葉が積もって、昼寝をしたいような気持良い場所です。
高度が上がり、冬枯れの樹木の枝越しに、奥多摩の山々が見えてきました。
大岳山はいつ見ても肩が張っているなあ。
登って下りて、また登って。
左下に、木下沢林道が見えてきました。
林道の終点、関場峠です。12:50。

堂所山へは、ここからさらに急登が続きます。
広葉樹の落ち葉の積もる急登を越えると、薄暗い植林帯の急登へ。
そこも抜けると、クマザサと枯れ草の坂道が始まりました。
その坂道のてっぺんに、切り株が二つ。
眺望が良いので、そこで昼食をとりました。13:20。
登ってきた枯草の登山道の向こうに、大きく陣馬山。
そのさらに向こうに小さく生藤山。
おにぎりは冷たく固くなっていました。
今日は、最高気温も10℃に至らず、この冬一番の冷え込みです。
急登で汗をかきましたが、止まるとしんしんと冷えてきました。
熱いコーヒーが有難い。

さて、出発。13:50。
すぐに堂所山山頂。13:55。
山頂標識が新しくなっていました。
壊れかけでグラグラだったベンチもしっかりした新しいものに。
上の画像がそれです。

さて、山頂から直進してすぐの分岐を「小仏峠・景信山」の道しるべの通りに左折。
急な段差の下りを降りていくと、奥高尾の主脈と合流です。
通り過ぎていくパーティーが見えました。
さすが奥高尾主脈。
こんな時間でも、人にすぐ遭遇します。

お昼にちょっとのんびりしすぎました。
さあ、ここから巻いていこう。
景信山までアップダウンが繰り返されますが、木段が整備されている箇所が増えていました。
ちょっと歩きにくかった急な下りは整地されて、楽に歩ける道に。
奥高尾の整備は続々と進行中です。
景信山を巻いて、まき道と山頂からの下り道との合流点。14:45。

S字のカーブなどをどんどん下って、小仏峠。
ここは、いつ来ても暗い。
単純に陽が差さないことに加え、廃屋があるせいでしょうか。
そこから、道は二つに別れます。
右は階段の道。
相模湖を見下ろせるベンチのところに登っていきます。
今日は左の坂道へ。
この道も途中で二つに別れて、右を行けば先程の階段道と合流するのですが、今日はさらに左のまき道へ。
急なところが少なく、ベンチから少し先にいった尾根道に合流します。
とっとこ歩いていくと、さらに分岐が見えてきました。
右の木段の道は小仏城山への急登の道。
城山に行きたい場合は絶対に右ですが、本日は左へ。
ゆるい登り坂を行くと、日影沢林道のてっぺんと合流しました。15:20。
林道を横切って、さらにまき道を行きます。
山腹をいくまき道からは、歩いてきた北高尾山稜とその奥に都心の街並が見えました。
まき道コースの中では一番見張らしの良いところです。

やがて尾根道に合流。
さらにとっとこ歩き、一丁平の展望台だけはちょっと寄り道しました。
富士山はもう隠れていましたが、夕方の空の下、ススキの揺れる向こう丹沢が青く見えました。

さて、急ごう。
紅葉台は勿論まきました。
高尾山頂もまいて、1号路をさっさか下り、薬王院を通過。
まだ夜間通路ではなく、薬王院の中を通れました。
観光客もまだちらほらいて、開いている売店もありました。
さらに下り、男坂の石段をとんとん降りて、ケーブル駅。
スイカで切符を買うと、もう改札は始まっていました。
16:30出発。
16:36、下山。
夕暮れが迫り、参道の売店はもう店じまいが始まっている中、駅へと歩いていきました。



  


  • Posted by セギ at 13:44Comments(0)