たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

2016年12月22日

2学期期末テスト結果出ました。2016年。


期末テストの結果が出ました。
数学 
100点 1人 90点台 1人 70点台 2人 60点台 1人 50点未満 3人
英語 
90点台 1人 80点台 2人 70点台 2人 60点台 1人 50点台 1人 50点未満 1人 

数学は前回初めて90点台に上がった人が、その勢いで今回は100点を達成。
さらにもう1人90点台に突入しました
弾みがついているのを感じます。
一方50点未満の子たちですが、基礎を固め、ついに1人、60点台に押し上げたと思ったら、逆に、しばらくそんな点を取ったことがなかったのにがくっと下がってしまった子がいました。
2学期は、テスト範囲が難しいにも関わらずあまり勉強に集中している様子の見られない生徒が出現する時期でもあります。
毎年のことなので、ああ、またか、今度はこの子かと私は感じます。
本人は肝が冷えて3学期は頑張ることと思います。

英語は、文法にしろ読解にしろ、教科書の範囲だけがテスト範囲のほうが対策がしやすいのは事実です。
テスト範囲だけにしぼって対策すれば良いのですから。
何が出るかは、わかりきっています。
うちの塾でも、そういうタイプのテストの学校に通う子で、1学期末の後に数学から英語に科目変更し、テストの度に15点ずつ得点アップしている人がいます。

一方、教科書以外のテスト範囲がある学校の対策は難しくなります。
例えば単語集や熟語集からも問題が出される場合。
毎週の小テストの範囲だったものが定期テストでまとめてテスト範囲となるのですから、コツコツ勉強して忘れないように反復していく必要があります。
しかし、小テストを一夜づけて何とかやり過ごすタイプの子は、定期テスト範囲の分量には耐えられず、定期テスト前は単語・熟語の勉強をほとんど放棄してしまいます。
その配点が20点ともなると、本人だけ80点満点のテストを受けているに等しいので、得点はいつもパッとしません。

NHKの英語講座がテスト範囲の学校も厄介です。
およそ2か月分のテキストは、対策するには膨大な量です。
しかも、本人は一度も放送を聴いていなかったりします。
テキストすら購入していないという最悪の場合もあります。

あるいは、教科書の文章ではない初見の長文問題が必ず出題される場合。
長文を自力で読めない子は、この応用問題に対応できません。
やはりそこで失点しがちです。

こうしたテスト範囲がある学校の場合、対策は難しいのですが、その学校がそうしたテストを作っていることには、一定の安心感、信頼感もあります。
教科書だけがテスト範囲の定期テストで高得点を取って、学力があるかのように誤解することのほうが恐ろしいからです。
定期テストの点数が良いと、本人も保護者もそのつもりになってしまいます。
そのつもりで全国模試を受け、惨敗します。

定期テストにも応用問題が出ている。
では、応用力をつける勉強をしていかなければね。
返却されたテストを見ながら、そのような話がしやすい。
だから、教科書以外のテスト範囲のあるテストを作ってくれる学校のほうが、私は嬉しいです。

ところで、テストは受けた後が大切。
返却されたばかりのテストを解き直したり、次回からの対策を話したりという時間を持ちたいです。
定期テストを持ってくるのを忘れる子が複数いるのが頭痛の種です。
1週目、「あ。忘れた。来週持ってきます」
2週目、「あ。忘れた。持ってくるんだった」
3週目、「・・・・探したけど、見つかりませんでした」
残念です。
本人は、どれほどの損失を招いているか、あまり自覚はないのかもしれませんが。

さて、明日から3日間お休みをいただいた後、冬期講習に入ります。
その間、パソコンを立ち上げる日は限られていますので、パソコンメールでのお問い合わせの返信は遅くなるかと思います。
また、新規の冬期講習お申込みや体験授業は現在受け付けておりませんので、ご了承ください。


  


  • Posted by セギ at 13:21講師日記