たまりば

地域と私・始めの一歩塾 地域と私・始めの一歩塾三鷹市 三鷹市

2016年05月16日

上川乗~生藤山~陣馬山~高尾山を歩きました。2016年5月。



2016年5月15日(日)、上川乗から高尾山まで縦走しました。
例年は4月中旬に行っている縦走ですが、捻挫のためひと月ずれ込みました。
先週と同じく、ホリデー快速あきかわ3号に乗車し、終点武蔵五日市駅下車。8:50。
数馬行きのバスは今週も増発で、3台同時に出発です。9:00。
先週1時間15分も待ったバス停「笹平」も過ぎ、檜原村の中心も抜けて「上川乗」下車。9:35。
下りたのは私1人。
バスの進行方向に少し歩き、三叉路を左折。
橋を渡って道路を登っていくと、登山口です。
山支度をし、熊鈴をつけ、ラジオの音も大きめにして出発。
登っていく間は人に会いませんでしたが、登り切って少し平らになった祠のあるところで、男性5人が休憩していました。
皆、無言で同じ方向を見ています。
何だろうと思って私もその方向を見ると、木がユサユサ揺れていました。
ああ、サルだー。
ニホンザルが、木の上のほうの枝から落ちるようにして下の枝に移って降りていくのが見えました。
こんな何でもないところにサルがいるとなると、登山地図に「ニホンザルの生息地」と書いてあるようなところはどれだけのサルがいるのだろう。

しばらく平らなところを歩き、尾根の向こう側にまわり込んでいくと、あずま屋が見えてきました。
浅間峠。10:35。
ここでは女性7人のグループが休憩中。
「ここまで1時間半で来たわよ」
「順調ね」
と励ましあっていて、朗らかな印象でした。
今日は男女別で歩く日かな。
そんなくだらないことを考えながら、さて、ここから笹尾根です。
いつもは4月に歩くので、笹尾根はまだ木の芽がようやく出た頃。
隣りの尾根がよく見える中を歩くので、直射日光もよく当たり、アップダウンが堪えます。
しかし、5月になると笹尾根は新緑のトンネルの中の道でした。

グリーンシャワーを浴びながら、あっという間に熊倉山へ。11:20。
去年より15分も早い。
腐葉土を多く含む柔らかい道は、急な下りでも滑る心配がなく歩きやすいです。

三国山。11:45。
晴れているのですが、春霞というレベルでなく靄がかかり、富士山どころか丹沢すら霞んでいます。
新緑の山々とのコントラストで空がきれいでした。

さて、ここから生藤山。
今日一番険しいところです。
岩がちの登りを行くと、狭い山頂。11:55。
ベンチが空いていたので、昼食をとることにしました。

さて、出発。
生藤山からの下りは滑りやすい砂と岩のまじった急な下りです。
昔は歩いて降りられたけれど、今日はところどころ両手をついて通過。
こういうところの通過は膝が自由であることと、あとは前腿の筋肉が必要ですね。
上半身のバランスをとるために腹筋も重要。

あとは良い道が続きます。
今日は気温もそんなに上がらず、爽やかな風が吹いています。
新緑の下を歩くのは本当に気持ちいい。

醍醐丸が近づくと、また道は岩がちになってきました。
つまずいたら終わりですので、用心して通過しました。
醍醐丸。13:30。
たったか下って、登山道からいったん林道に出て、道しるべの通り右へ。
この道しるべは数年前まではなかったなあ。
わかりやすくなりました。

和田峠。14:00。
自転車の人、バイクの人が休憩しています。
ここから茶店の左手の木段を登っていきます。
草が茂って、木段がいつもより狭く感じました。

木段からいったん平らな道へ、そしてまた木段。
これが繰り返され、最後の木段を上がっていくと、陣馬山です。14:20。
笹尾根から来た場合、一番近いのが一番下の茶店。
ここで休憩。
ラムネ200円を購入。
そのまま渡されたけど、蓋の開け方がわからず、茶店のおじさんに開けてもらいました。
おじさんは、日向のベンチで食事中の2人に中へ入るよう声もかけていました。
混雑具合にもよるだろうけれど、何も買わなくても日陰で休ませてくださるのは有難いですね。

さて、足の具合も問題ないので、予定通りこのまま高尾山まで縦走します。
ただし、巻いて巻いていきます。
明王峠。15:05。
景信山は巻いて、城山下。16:50。
城山も巻いて、一丁平や紅葉台も巻いて、高尾山下。17:30。
高尾山も巻いて、薬王院はお詣りして、ケーブル駅。18:05。
この時期のケーブル最終は18:30。
上ってきたケーブルに乗り込むと、乗客が誰もいず、一番前の特等席に座れました。
運転士さんの隣りの席です。
ケーブルには何度も乗りましたが、この席は初めて。
かぶりつきです。
さて18:15、出発。
ケーブルカー日本最大の急勾配を降りていきます。
登りのケーブルがやって来た!
子どものようにケーブルカーからの眺めを堪能して、笹尾根から高尾縦走、今年も無事に終了しました。
  


  • Posted by セギ at 13:07Comments(0)