たまりば

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2015年12月21日

高尾山にダイヤモンド富士を見にいきました。2015年12月。




2015年12月20日(日)、予報では曇り基調だったので、奥武蔵の低山を歩こうと思っていたのですが、前日に急に予報が好転しました。
日中は晴れ、夜から曇り。
折しも、高尾山はダイヤモンド富士が見られる期間。
これは、行かねば。ヽ(^o^)丿
というわけで、今年も高尾山にダイヤモンド富士を見にいきました。

去年は雨の翌日で湿度が高く、太陽がびろーんと広がった不思議な眺めになってしまいました。
さて、今年はどうかなあ。

夕方だけ出かけてもつまらないので、例によって朝から山歩きです。
中央線藤野駅下車。9:07。
今回は、一ノ尾根から陣馬山を目指します。
この冬一番の冷え込みで、日影には霜がおりていました。

トンネルを抜けて、なお舗装されている道を登っていくと、いよいよ山道。9:55。
一ノ尾根は人の少ない静かな尾根だから、クマ鈴、クマ鈴。
もう冬眠しているとは思うけれども、暖冬だから寝そびれたクマもいるかもしれないし。
ザックをごそごそさせてクマ鈴をつけて歩きだしたら、前方にすぐ人を発見。
その後も、ベンチの度に休んでいる人を発見。
団体さんもいました。
いつの間にか一ノ尾根は陣馬山の人気の尾根になっていたようです。
こそこそとクマ鈴をザックにしまって、再び登っていきます。
急登も少なく、道も広く、歩きやすいので、この尾根が人気の尾根になるのはもっともな話です。
晴れて嬉しいー。
山、楽しいねー。
来て良かったねー。
若い人が多く、そんな会話が通り過ぎるベンチから聞こえてきました。
うんうん。

陣馬山山頂。11:30。
見晴らしの良い日向の枯草の上にシートを敷いて、のんびりおにぎりを食べました。
そこから撮ったのが上の写真です。
富士山も南アルプスもよく見えていました。
あまり急いでも待つ時間が長くなるだけなので、たっぷり日向ぼっこ。
出発。12:00。

明王峠。12:40。
トレイルランナーが大勢、後ろから走ってきました。
あれ?
トレイルランニング大会は12月23日の祝日というポスターを途中で見たけど?
23日は雨の予報なので、開催が早まったのでしょうか。
ゼッケンをつけた選手が無尽蔵に後ろから現れます。
これは、まき道はダメだ。
でも、今日は時間調整のために全てアップダウンがあるほうを歩く予定だったので、特に問題なしです。

堂所山にも寄り道。13:05。
ベンチの1つにコンロを置いて、楽しそうに立ってカップラーメンを食べている若者たち。
その他、3つのベンチは全て埋まり、今日も堂所山は人気でした。

景信山。14:00。
ここの茶店も、もうお昼どきは過ぎたのに賑わっていました。
でも、ああ、富士山がもう雲に隠れてしまっている。
( ;∀;)
予報よりずっと早く、西に雲が現れ、富士山のあたりを覆ってしまいました。

あーあ・・・・・。
だったら、奥武蔵に行けば良かったかなー。
丸山か蕨山に行きたかったなー。

とぼとぼ歩いて、小仏城山。14:50。
その先の一丁平の展望台からも、やはり富士山は雲に覆われて見えません。
残念だ・・・・。

紅葉台手前のポイントに到着。15:30。
富士山は雲に覆われたままなのに、斜面に人がいました。
去年よりは少ないけれど、それでも、まだ30分前なのにもう20人ほども。
三脚を立てて準備しているおじさんに、
「富士山、雲に隠れてしまいましたね」
と話しかけると、
「ああー。いや、これからだよ。日が沈むと気温が下がって、雲が取れるから」
「え?そうなんですか?」
「うん。多分」
そうなのか。
諦めて帰ろうと思っていたのですが、それなら一応日没までいようかなあ。
これだけ人がいるなら暗い夜の山道を1人でとぼとぼ歩いて帰る不安はないわけですし。

斜面の中の比較的居心地の良い場所を見つけてシートを敷き、防寒にフリースと雨具を身に着けて、使い捨てカイロの封も切りました。
ポットの中のカフェオレと行動食のバームクーヘンを食べていると、いよいよ日没です。
16:10。
うーん?
これは、結局、雲に沈むただの夕陽?



いや?
何かシルエットが現れた?



うわあ、現れた、富士山。
ダイヤモンド富士だー!



そして、夕陽が山頂に沈んでいくと、富士山のシルエットがくっきりと現れました。


そして日没。
去年より満足のいくダイヤモンド富士でした。
でも、まだまだ完璧ではないので、さらに来年以降に期待して、また行こうと思います。
ヽ(^o^)丿


  


  • Posted by セギ at 21:55Comments(0)