たまりば

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2012年02月22日

日曜日の奥高尾


2月19日(日)は、奥高尾を歩きました。

高尾山口のケーブル駅左手からの稲荷山コースを選びました。
登山口から積雪していましたが、全体に傾斜が緩く、広くて平らな木段歩きでしたので、雪道に慣れている人ならば、軽アイゼンがなくても歩けました。
多くの人が、軽アイゼンをつけて歩いているので、凍結箇所や踏み固められた雪も表面がザラザラになり、歩きやすい状態になっていました。

でも、ときどきは、ツルンツルン。
(^_^;)

前を行く4人パーティの中の女性が、後ろの男性に、
「足音が怖いから、前に行って」と頼んでいました。
その男性は、歩き方が雑で、滑りながら歩いている感じでした。
すぐ後ろを歩く大きな足音は、ストレスになりますね。
特に、後ろで滑られると、ヒヤヒヤします。
雪道や、下り道では、車間距離ならぬ人間距離を広くとりましょう。
なんて、またマニュアルでございます。
山でも何でも、私は、基本ルールが好きなのかもしれません。
まず、教本などを読んで、しっかり勉強するタイプです。
(*^_^*)

ともあれ、山歩きというのは、誰でも気軽に始められるのですが、案外危険度の高い遊びなので、怪我をしないためのルールは沢山ありますし、マナーもあります。

去年の秋、もう午後3時頃だったのに、紅葉台から城山方面に向かう女の子たちがいて、私の前を歩いていた60代くらいの2人連れの女性が呼び止めていました。
「ちょっと。今からどこまで行くの?」
それもはっきり言えない女の子たちを叱って、Uターンさせていました。
さすがだ。
何となく目が合ったので、
「世直しですね」
と言ったら、笑っていました。

さて、雪があったり凍結したりを繰り返す登山道をゆっくり歩いて、1時間少しで山頂へ。
写真は、高尾山の大見晴台からの富士山です。
携帯のズームを使用して撮影。
丹沢の稜線もくっきりと見え、晴れ晴れとした風景でした。

雪の状態によっては、高尾山の山頂までで、あとは1号路を降りるか、リフトで下るのでもいいなと思っていたのですが、積雪した晴れの日の気持ち良さに、そのまま、城山方面に歩き出しました。
適当なところで下山しようと思っていたのですが、結局、そのまま、陣馬山まで歩いてしまいました。

陣馬山から、陣馬高原下のバス停へと下山。
去年の秋、きれいな紅葉が見られた道は、雪が融けて、ドロドロの道になっていました。
靴の下に、厚さ10cmの泥団子を着けて歩くような状態でした。
それが終わると、林の中のうす暗い凍結した下り道。
さすがにここで、軽アイゼンを取り出して着けました。
午後4時前に下山。

陣馬高原前バス停には、水道があり、靴が洗えました。
これが、有難かったです。
飲み水ではないと書いてあったので、沢から引いているのかな?
泥だらけの靴でバスや電車に乗るのは、気がひけますから。

バス停近くのお店、山下屋さんで、缶ビールを買い、出ようとしたら、座って飲んでいっていいよと言うので、お言葉に甘えて、ストーブにあたりながら、冷えた缶ビールを飲みました。
ご主人は、バス停で待っている人たちにも、ストーブにあたりに来なさいよ、と呼びに行っていました。
「どうせ、ストーブは、ずっとつけているんだから」
いい人だ。(*^_^*)

今日の授業で、
「センセー、日曜日も山に行っていたでしょう」
と言われてわかったのですが、帰り道、三鷹駅で、生徒さんに会って、挨拶されたのに、音楽を聴いていた私は、聞こえていなくて、無視してしまったようです。
ひゃー。ごめんなさい。(>_<)
三鷹にいるときに、イヤホンなんかして歩いているなー。
まず、それが基本マナーだろうって話でした。
(*^_^*)
  


  • Posted by セギ at 23:02Comments(0)