たまりば

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2011年09月25日

奥高尾を歩きました


3連休でしたが、台風15号の影響で、南アルプス林道が寸断されたのを代表に、山へはアクセスしにくい連休だったようです。
こういうときは、よく知っている近場の山が安心。
というわけで、今日は、奥高尾を歩きました。
それでも、高尾も台風の爪跡があちらこちらに見られました。

高尾駅からバスに乗り、終点の陣馬高原下から林道を歩き出しましたが、山からしみ出す水が、道路をサラサラ流れている状態でした。
冠水というほどのことはなく、気を付けて歩けば、靴も濡れませんが、しかし、そんなふうなのは、珍しいことです。
沢の水量も多く、ゴーゴーと音を立てて流れていました。

いつものように、林道の途中から、陣馬山に登る山道へ。
けれど、そこも、いつものよく整備された登山道とは違い、杉の葉や枝がみっしりと道を覆い、全体にモコモコしていました。
別の山を歩いているようです。
相変わらずの急登で、朝からたっぷり汗をかかされるのは、いつもの陣馬山でしたが。

それでも、歩き始めから1時間ほどで、陣馬山の山頂に到着。
休日なので、全ての茶店が営業中。
今日は高曇りで、富士山は見えませんでした。
奥多摩も、大岳山のてっぺんは雲の中。
1人で歩くときは、茶店を利用する習慣がないので、試したことはないのですが、陣馬山は、けんちん汁が有名。
少し座って休憩し、水分を補給すると、もうすることもないので、とりあえず、さっさか歩いて景信山へ。
陣馬から奥高尾を歩くときは、基本は下り基調ですが、さらに楽をすべく、まき道ばかり歩くときと、丁寧にアップダウンをたどりたくなるときとがあります。
今日は、まき道で。
しかし、今日のまき道は、倒木が目立ちました。
登山道を倒木が横切っているのも、もっと深い山ならば普通の眺めですが、高尾でそんな光景に出会うことはまれです。
それも1本や2本ではありません。
倒れて根元から浮き上がっている木。
途中でへし折れている木。
台風の猛威を改めて感じました。

景信山から、小仏峠、そして、小仏城山へ。
ここで、遅いお昼ご飯。
茶店の前を通り過ぎるとき、おじさんに、「ビール買わないー?」と笑顔で言われましたが、愛想笑いを返し、一番端っこのベンチに座らせてもらって、カップラーメンとおにぎりのお昼ご飯。
相変わらずの高曇りでしたが、都心がよく見えました。
新宿高層ビルがくっきり。

一昨日、金曜日の祝日は、高尾山の下りケーブルは50分待ちの行列になったとか。
秋の観光シーズンに、高尾山に戻るのは、徒歩でも混雑に巻き込まれる恐れがあるので、城山から日影沢林道を下りました。
関係車両しか入れないけれど、山頂付近は舗装道路の道です。
でも、今日は、アスファルトが見えないくらい、びっしりと杉の葉と枝。
そして、そこら中に倒木。
上の画像は、そこで撮影したものです。
倒木が、ガードレールをつぶしてしまっています。
あーあ。
けれど、早くも人の手が入り、邪魔な倒木は、輪切りにして片付けが始まっていました。

高尾は、小学生が遠足に来る山。
不安定な倒木が、突然動きだすような事故があってはいけない。
地域の人と関係者が、大切に守り、整備している、遠足山。
全国どこにもある、こういう山と、もう一方、その県を代表するような堂々たる山と。
心に残る故郷の山というのは、この2種類だな、と考えながらトコトコ下りました。
いつもはチョロチョロとしか出ていない日影の水場も、下の写真の通り。
これはこれで水が汲みにくいですが、新鮮な印象でした。





さあ、リフレッシュして、明日は体験授業。
もう1件、お問合せもいただいております。
頑張ります。
  


  • Posted by セギ at 20:50Comments(2)