たまりば

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2011年06月24日

中1英語の期末テスト

さて、本日も英語の話です。

期末テストシーズン。
公立中学の中には、1学期は中間テストがなく、期末テスト一発勝負のところもあります。
実は、単元の終わりごとに授業中に小テストが行われていたりもしますが、とにかく、大きいテストは1回きり。
絶対失敗したくないテストです。

毎年、この時期の中学1年生の英語指導には、気を遣います。
90点以上とってほしい。
そして、そのまま、中学の3年間、下がらないでほしい。

中1のこの時期の学習内容なんて、大人からみれば、本当に簡単なことばかりです。
I am ~.
You are ~.
This is ~.
That is ~.
He is ~.
She is ~.
一般動詞の文。
名詞の複数形。
We are ~.
They are ~.
what ,who,how many で始まる疑問文。

特殊な進度の私立以外、最大でも、この程度です。
まだ、三単現も、現在進行形も、過去形も出てきません。
簡単だ。

しかし、語学学習の最初は、新しい情報が大量に押し寄せてくる感覚があり、子どもは、すでにこの分量に圧倒されている場合があります。
逆に、中3になると、1学期は、現在完了と不定詞だけ、と内容的にはスッキリしてくるのですが、中1は、何だか、ごちゃごちゃしています。

そうした中で、多くみられるつまずきは、

小文字のbとdの書き分けができない。
文頭を大文字にするのを忘れる。
文末に、ピリオドやクエスチョンマークをつけるのを忘れる。
単語のスペルを覚えていない。

細かいところを丁寧に正確にやっていくことが苦手な子は、こうしたところで大量失点します。


少し、レベルが上がって、

多いのは、人称代名詞の所有格のミスです。

「彼の」をhe's 「彼女の」をshe's と書いてしまう。
たとえば、「トムの」はTom'sです。
そこから、類推するのか、全部、それでやってしまう。
日本語的な類推ですね。


さらに、少し、レベルが上がって、

かなり学力のある子でも、be動詞と一般動詞の違いが理解できません。

Are you play baseball ?

あー、やっちゃってるよー、という疑問文を書いてしまいます。

これらのミス、高校生になっても直らない場合があります。
早めの訂正と定着が必要です。




  


  • Posted by セギ at 14:24Comments(0)英語