たまりば

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2011年04月10日

競争力がない場合



先日、塾選びに関して、受験が目的で、成績が中位以上で、本人の性格が負けず嫌いで競争力があるなら、私が親なら、大手の集団指導塾に入れる、という話をしました。

では、成績が中位以下で、それでも受験が目的で、本人の性格も勉強に関して負けず嫌いな印象は受けない場合は、どうするか、です。
これは、どの受験なのかによっても話が違うので、まず、中学受験が目的の小学生の場合として、考えてみます。

中学受験が目的で、本人の成績が中位以下って、まず、そこからまずくないか、という見方もできます。

昔は、これは、ほとんどありえなかったことです。
昔というのは、小学生でも、5段階相対評価の成績表が渡された時代の話です。
クラス内で上から何人までが5、次の何人が4、とパキッと評価されました。
非人間的ではありますが、あれは、わかりやすかった。
国算理社の4教科がオール5で、家庭に経済的な余裕があれば、それは、中学受験を考えます。
国算理社の4教科がオール2なら、家庭に経済的な余裕があっても、中学受験というのは、ちょっと考えにくい。
オール3くらいでも、あまり考えなかったのではないでしょうか。
もちろん、家庭の教育方針として、進学が目的でなく、自由な教育を受けさせたい、というような場合はありましたし、そういう私立の学校は、昔からありますが。

現代の小学校の成績は、観点別絶対評価です。
これが、わかりにくい。
誰の成績を見ても、そこそこの秀才に見えてしまいます。
本人はもちろん、親も、相対的な学力の見極めがつきにくい。
なので、昔なら考えられなかった学力層の子が、受験を考えます。
成績が中位以下で、それでも受験が目的というのは、そういう小学生ということになります。

ならば、受験はあきらめたほうがいいのかというと、そんなことはありません。
塾業界の教育技術の進歩は、ものすごい。
学力の低い子に、受験するための学力を身につけさせる技術があります。
誰もが持っている技術ではありませんが。

私が2月まで勤めていた学習塾は、地域密着型の小さな学習塾で、なぜこんな塾に中学受験クラスがあるのか不思議なくらいでした。
外観も内装もみすぼらしいし、汚いし、「バカの通う塾」というすさまじい風評を耳にしたことさえありました。
実際、大手の集団指導塾についていけなかった、あるいは、最初からついていけそうにない子しか通ってきませんでした。
でも、そういう子が、最終的には、国公立中学や中堅私立中学に合格していました。
何でそんなことが可能なのかというと、そのこぎたない学習塾の講師全員が(といっても4人しかいませんでしたが)指導実績のあるプロだったんです。
アルバイト講師は、1人もいませんでした。
私の感覚では、偏差値68以上の学校に入りたいなら、それは、本人の素質と相談したい。
でも、65までの中学校なら、プロの指導者がついていれば、努力で入れます。

だから、1つの塾にこだわらず、そういう塾を探してください。
風評に惑わされず、探して、探して、自分で見極めてください。
勉強は、3か月ごとに見直しが必要です。
結果が出ないと感じたら、学習環境を変えましょう。


写真は、投票の帰り道に撮影した小学校の桜の木。
投票所の桜は、校庭の遠くにあり、撮影しましたが、何だかよくわかりませんでした。
ロープが張られてあって、校庭は立ち入り禁止。
部外者なので当然ですが、少しさびしい気持ちにもなりますね。







  


  • Posted by セギ at 16:12Comments(0)塾選び